波がかなりの早さで
追いかけてくる。
陸は遠く
早々と弧を切る船体。
星がきらめき
光が散る。
澄みきった空に
流れ舞う鳥か。
船橋に立つ僕の髪に
潮が薫り
洗いざらしのシャツが
なびくなびく。
もう幾日も船に遇わず
レーザーを覗けば
黄色い波線が尾を曳き.
ぐるぐる廻る。
なかなかのスピードで
快適に滑るエンジン。
星座は今宵も物語りを
やさしく語り
煌々とした輝き。
すべてが闇と光の中、
とろとろ と僕は吸い込まれ
溶かされ
左腕はオリオン
右腕はペガサス
頭と胴体はアンドロメダ
突入する。
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