打ち震えおののく
女の背中をさすり
安心しなさい
月はもう雲に隠れようとしている
やさしく慰めてあげる
女はとめどなく涙を流し
男の足元にうなだれ
恐怖と哀愁の息を吐く
星はあんなに瞬き
流星さえ華々しく飛びかい
宇宙が息づく実感が
ひたひたと伝わってくる
私があなたに強姦したことは
全宇宙のパノラマ
三次元の時間からすれば
どこに位置するであろう
所詮、男と女の関係というものは・・・
ここまで言いかけると
女、男に平手打ちをくらわせ
一昨日の夕日を背に
明後日の方向へと駆け去る
男は原始生物の染色体が何処から
舞い降りたか
ズボンのチャックを開け
真剣に考えていた
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