初めての方は、1からお読み下さい。
喧嘩もしたが、お互いの命を助け、庇い合い、ザイルで結ばれた友情は何処へ行っても変わらず、皆、仲の良い仲間であり、親友と呼べる仲間である。またこれからも、一生つき合っていく仲間であり、皆、気持ちを知りつくした友だちに恵まれ、感謝している仲間達であった。
ふうー、と快ち良い風が吹き、何処からか黄色い蝶が目の前を舞う。
ぼんやりと、遥か、光る峰々を眺めている僕の傍に中野が来て
「あんた、いつも悩みがないような顔をしていいなぁ」
と、僕の顔を覗き込むようにして呟いた。

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