2013年6月24日月曜日

82今どき破天荒な男達の物語(最終回)

 初めての方は、1からお読み下さい。


喧嘩もしたが、お互いの命を助け、庇(かば)い合い、ザイルで結ばれた友情は何処へ行っても変わらず、皆、仲の良い仲間であり、親友と呼べる仲間である。またこれからも、一生つき合っていく仲間であり、皆、気持ちを知りつくした友だちに恵まれ、感謝している仲間達であった。

 ふうー、と快(ここ)ち良い風が吹き、何処からか黄色い蝶が目の前を舞う。
 ぼんやりと、遥か、光る峰々を眺めている僕の傍に中野が来て
「あんた、いつも悩みがないような顔をしていいなぁ」
と、僕の顔を覗き込むようにして呟いた。
 中野に悩みがあるのだろうか?高千穂の峰々の上をゆく雲にでも聞いてみたいものである。






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